2004年10月14日

『新しい時代の夜明け』

 コスプレは、様々な“衣装”を身に着けるだけでなく、そこに造りだされる“空間”を受け入れることによって「変身」を可能にさせていた。ある時はメイド、ある時はガンダムのラクス、またある時はセクシーな衣装に身を纏った誰か。それは見た目だけでなく思考までもを“今の自分”から“違う自分”に変身させてくれる。
 しかし、メトロ大学のK´さんやコミケで出会った本城さんは、それでもコスプレに“自分らしさ”を求めてしまった。いや、求めざるをえなかったのかもしれない。それはちょうど私たちが「イメチェン」と呼ぶ、髪型を変えたり、服装を変えたりする行為に似ている。変身した瞬間は、”違う自分”になれる。しかし、"違う自分”に重心を置き始めた途端、それは”今の自分”になり、また新しい”自分らしさ”を求めることになる。
 それが、コスプレが可能にさせてくれる「変身」の限界なのだろうか。いや、私たちはそうは思わない。”違う自分”になりきるレイヤーやメイド喫茶で働く女性。性に対する意識を変える、コスプレ焼肉で働く少女たちを見ていると、新しい時代の夜明け前を感じさせずにはいられないのだった。
posted by かじゅき at 02:30| 京都 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
まとめとしていいと思う。伝えたかったことが簡潔に書けてるかんじ。量もちょうどいいくらいだし訂正はないよ〜。
Posted by なおみ at 2004年10月14日 02:41
いい!二段落目の最後に俺が書ききれなかったことがうまく書かれていました!でも小題は「夜明け前」がいいかも…。おそいか。
Posted by kouhei at 2004年10月15日 03:59
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